子供 親 心構え

子供を持つ親の心構え;子どもの特殊性
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家庭 夫婦関係 安定



 子供を持つこと

 子供は整えられた環境のなかへ生まれてくるのがもっとも幸福です。両親の夫婦関係は良好で、家庭は経済的にも社会的にも安定し、両親の心も十分に成熟し、親となる資格をもっている。これがもっとも整えられた環境といえましょう。

 このような環境に生れてくる子供は、両親をはじめとする近親者の喜びと祝福を一身に受けて誕生します。子供は幸福な人生への第一歩を踏み出すのです。

 生まれたばかりの赤ちゃんは、まったく無力で何とも頼りない存在です。親の手厚い養護を受けて成長していくのですが、人間の新生児は、他の動物には見られない特殊性をもっているのです。
 
 ポルトマンという学者は、いろいろな動物の新生児と、人間の新生児を比較してみて、人間は進化の最高の段階に達しているにもかかわらず、新生児はもっとも未熟な状態で生まれてくることを見いだしました。

 お母さんの胎内での胎児の成長は、人間一生の成長の3分の1に当たるとさえ言われますが、人間の子供の最初の1年の成長の速度は、この胎内での成長の速度と変わらないのです。これは他の動物には見られないことです。

 このような事実から、人間の子供は誰もが早産で生まれてくると考えました。本来は、もう1年胎内にとどまっているべき子供が、とくに脳が重くなって、1年早く生まれてしまうのです。

● ゼロ歳児は親の働きかけで大きく伸びる


 ゼロ歳児時代になされる親からの働きかけが、その後の成長発達の大切な基礎となっていることです。人間の子供は未熟な状態で生まれてきますが、それは親からの働きかけによって変化する可能性が大きいことでもあります。子供が1人前に成長するための「社会化」は、生まれたその日から始まるのです。

 授乳するとき、おむつを取り替えるとき、母親は新生児に話しかけます。もちろん、新生児はその言葉を理解しているわけではありません。

 けれども、この一見無意味に見える母親の働きかけが、その後の言葉の発達の基礎になっているのです。

 「ゼロ歳児の育児は、授乳にしろ、おむつの交換にしろ、育児に未経験の親があたるより、専門家である看護師や保母がやったほうがよいのではないか」という母親もいます。

 この考え方は間違っています。

 ゼロ歳児時代の育児こそ、もっとも人間的な躾なのです。この1年は他の動物にはなく、人間の子供だけにある貴重な1年なのです。少なくともゼロ歳のときは、他人ではなく両親が養育にあたってほしいものです。
 
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