FrontPage
健康は自分で管理するもの

昔は「人生50年」といわれていましたが、日本人男性の平均寿命が50年になったのは昭和22年のことで、それ以前は、男性は平均して寿命は50年に達していなかったのです。
それが現在では、厚生労働省がまとめた「平成18年簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は前年を下回ったとはいえ、男性は79歳、女性は85.81歳となりました。
「健康」は人生において最も大切なものの一つです。あたたかい家庭生活も、やりがいのある仕事も、そこにかかわっている人が健康であってこそ、意味のあるものとなります。
しかしながら、この現代社会において、健康を維持することは容易なことではありません。食べ物はいうに及ばず、空気、水など環境を整え、さらに自らの生活も律していかなければなりません。
「健康」とは強い意志をもって追求して、初めて得る事ができるものなのです。1人でも多くの人々に真に健康な生活を送って欲しいものです。
健康管理とは

人間だれもが健康であることを願っていますが、果たした健康とはどういう状態をいうのでしょう。
世界保健機構(WHO)は健康を定義して、「完全な身体的・精神的および社会的に良好な状態であり、単に疾病または虚弱が存在していないということだけではない」としています。
しかし、現実にはこのような状態を保つことはなかなか大変です。身体上は何の支障もなく元気に通学、通勤していても、その人が精神的に不安定な状態であれば、健康とはいえません。
逆に、生まれつき虚弱な体質であっても、それを克服しようとする努力と精神力があって、体力にかなった活動ができることのほうが健康だといえましょう。
健康診断の結果、全く異常がなしといわれる人は、ほぼ50%いるといわれますが、現在健康であると思っても、ちょっとした不注意で不健康になる可能性を持っています。
健康管理とは、各自が与えられた生命を、健康でしかも有意義に送るために、どのようなことに留意すればよいかを考えて、それを実践していくことだと思います。
医療従事者とともに考える
一般に、病気は医者まかせという考え方が強く、医療従事者に生命を託していれば安心と思っていて、自分の健康を医療従事者とともに考えていこうとする姿勢がじゅうぶんでないようです。
日常生活の中で、どういう点に留意するれば健康の保持、増進できるかということについて、各自がもっと積極的に勉強し、その上で医者に相談する姿勢が望ましいわけです。
医療の中で、個人が果たす役割と責任をはっきりと理解する必要があります。