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便のようす・おなか・黄だん |
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スポンサードリンク 便のようすがふだんと違う 便の回数やかたさは、体質や食べ物によりさまざまで、特別の病気がなくても下痢のような状態になることがあります。したがって、下痢で問題になるのは、下痢以外になんらかの症状がある場合に限ります。 ● いろいろの症状がともなう下痢 赤ちゃんでは、下痢があるうえ、体重の増加も悪いといった場合には、母乳不足が原因となっていることが多いのです。 また、下痢便のにおいがひどく悪い場合は、食べたものが腸内で異常発酵や異常腐敗がおこっているしるしです。
おなかが痛い 乳児がおなかを痛そうにして苦しむときは、ほとんどいつも危険な病気の場合です。痛がるだけでなく、おなかが膨張したり、熱があるときは、手遅れにならないよう、一刻も早く医師の診察を受けてください。 小腸が大腸の中に入り込んでいる腸重積症、生まれてから大便が出ず、生後数日目からおなかが全体に大きくはれてくる先天性巨大結腸症などが考えられます。 そのほか、急性腹膜炎、臍疝痛、回虫症、虫垂炎などで、強い腹痛を起こすことがあります。 黄だんが強い 黄だんは、皮膚や目の白目の部分が黄色に見えますが、夜の電灯の光などでは分かりにくいので、昼間の明るいところでよくみないと判断できません。 ● 乳児の場合 生まれてすぐから黄だんがあらわれ、2〜3日後に相当強くなるのは、血液型不適合による溶血性黄だんで、ほうっておくと脳性小児まひになります。このような症状が出た場合は、交換輸血によって、赤ちゃんの血液を交換します。 生まれつき、胆汁が流れ出る胆管がとじている胆管閉鎖では、生後1週間目くらいから黄だんが強くあらわれます。 ● 幼児の場合 幼児の黄だんで代表的なものは、流行性肝炎とよばれる病気です。発熱とともに黄だんがあらわれ、約3〜4週間続きます。この病気では食欲不振や疲労も強く見られます。 このほか、貧血の場合にも皮膚の色が黄だんに見えますし、敗血症などのような重い感染症でも黄だんがみられることがあります。
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親の責任は子どもを”大過なく守る”ということではなくそのエネルギーを”最大限に発揮させる“ということであろうと思います。ここでは妊娠中から就学前まで子どもの発育のなりゆきを扱っています。この時期の子育てを終えてだいぶ経ちますが、むかしの子育てが現代の子育てに役立てばと思い、むかしの経験のまま記しています。参考になるものがありましたら応用して実践してみてください。 |
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