早期発見、早期治療。病気には個人差があり、治療法も人によって異なります。

オールブライト病

 オールブライト病  

自分でできる。自宅でできる。在宅健康チェック! KENSA.BIZの郵送検査キット

 どんな病気か  

  •  皮膚色素斑および性的早熟をともない、骨折しやすくなる病気である。
  •  一般に女性に多く、小児期がその初発年齢である。

 症状  

  •  皮膚に黒褐色の色素沈着が認められる。
  •  びっこ、足の痛み、病的骨折のほか、異常早期月経などの第二次性徴が早くあらわれる。
  •  症状の経過はゆっくり進行し、予後もかなり良好である。

 治療  

  •  根本的な治療法はない。
  •  部分的に病巣を掻爬して、骨移植をしたり、変形に対しては矯正骨切り術を行なうが、完全治癒は望めない。

 多発性外骨腫  

 どんな病気か  

  •  四肢の長管骨の骨端部に、さまざまな形の過剰骨(外骨腫)をつくる病気である。
  •  過剰骨は幼児期から思春期にかけて成長し、骨端軟骨の消失とともに停止する。
  •  一般に男子に多く、7〜8歳ごろに発見される遺伝性疾患である。

 症状  

  •  軽いものは、ほとんど無症状のままで経過する。
  •  過剰骨の発生部位や大きさによっては、外見上みにくい形を呈したり、筋肉・腱・関節の運動障害を生じたり、四肢の変形、血管・神経などの圧迫症状をもたらす。

 治療  

  •  無症状のものや、みにくい形を呈さないものは除去する必要はないが、悪性変化に注意し、専門医による経過の観察が必要である。
  •  骨・関節機能障害や血管・神経に圧迫症状を認めるものは、外骨腫を切除する。

 骨形成不全症  

 どんな病気か  

  •  造骨細胞の機能不全や骨有機質形成障害のために、全身的に骨折しやすくなる遺伝性疾患である。
  •  出産時に、すでに多数の骨折を認めることが多い。
  •  小児の重症例では、たとえ生命を保てたとしても、高度の骨格変形を残す。

 症状  

  •  わずかの外力で骨折し、眼球のきょう膜が青くなったり、難聴をきたす。
  •  脊椎の後側湾やハト胸、歯牙の早期脱落、皮膚の委縮が見られる場合もある。
  •  骨折を繰り返すうちに、高度の湾曲変形、発育障害を残して小人になる。

 治療  

  •  X線検査のほか、血液化学検査・眼科的検査・聴力検査などで診断する。
  •  薬物療法の効果は、一般に低い。
  •  骨折や高度の変形には、牽引・髄内釘・矯正骨切り術などを行う。
     

 全身的骨疾患  

powered by Quick Homepage Maker 3.61
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional